今年は、新規でご契約を頂いたお客さまの事業所へ担当職員と一緒に訪問する機会が増えました。
介護・福祉・訪問看護事業所のお客さんが多いため、ダイレクトに会う機会が他のお客様より制限されていますが、やはり、直接会うことや事業所に行くことによって得ることのできる情報量に価値を感じます。
今回の訪問は、以前契約していた顧問社労士が一度も事業所に来たことないと面談時におっしゃっていたことを契機として、事業所に訪問させて頂くことになりました。
当事務所として定期訪問は実施していませんが、契約間もない場合は話が別で、これから様々なやり取りをするなかで、会社の情報、経営者の情報、職員さんの情報というのはこちらとしても口から手が出るほど欲しい情報です。
なぜ情報を必要とするのかというと、今後発生するさまざまなやり取りをするなかで、どんな会社なのか、どういう経営者なのか、どういう職員さんがいるのかを把握しておくことで、各種手続きや経営労務相談などに応じる際に、最適解を提供しやすくなるからです。
それはお客さんにとって大きな利点がありますし、当事務所にとっても顧客満足度を向上させることのできる利点があります。例えば、何かを相談をしたい場合に、会社の状態や経営者の性格などを理解しているからこそ、本質的で核心的な内容へ近づきやすくなります。これがスポットの相談であれば、その核心的なところへ辿り着くまでに、かなりの時間を要することになってしまうのです。
今回は就労継続支援A型のサービスを提供している事業所さんへの訪問でしたので、利用者さんがどのような場所でどのような働き方をしているのか、また、職員さんがどのように利用者さんと関わっているのかなどを直接見聞きできたことは今後経営者の方とお話をするときにも現場をより具体的にイメージしながらお話ができるので、私にとっても窓口となる職員にとっても間違いなくプラスに働いていくと思います。
「会社のことを知ってもらった上で話す安心感」
来年もこのコンセプトを重視する事務所づくりを職員と共に進めていきたいと思います。