サービス

顧問契約後に重要視していること

今年は、新規でご契約を頂いたお客さまの事業所へ担当職員と一緒に訪問する機会が増えました。

介護・福祉・訪問看護事業所のお客さんが多いため、ダイレクトに会う機会が他のお客様より制限されていますが、やはり、直接会うことや事業所に行くことによって得ることのできる情報量に価値を感じます。

今回の訪問は、以前契約していた顧問社労士が一度も事業所に来たことないと面談時におっしゃっていたことを契機として、事業所に訪問させて頂くことになりました。

当事務所として定期訪問は実施していませんが、契約間もない場合は話が別で、これから様々なやり取りをするなかで、会社の情報、経営者の情報、職員さんの情報というのはこちらとしても口から手が出るほど欲しい情報です。

なぜ情報を必要とするのかというと、今後発生するさまざまなやり取りをするなかで、どんな会社なのか、どういう経営者なのか、どういう職員さんがいるのかを把握しておくことで、各種手続きや経営労務相談などに応じる際に、最適解を提供しやすくなるからです。

それはお客さんにとって大きな利点がありますし、当事務所にとっても顧客満足度を向上させることのできる利点があります。例えば、何かを相談をしたい場合に、会社の状態や経営者の性格などを理解しているからこそ、本質的で核心的な内容へ近づきやすくなります。これがスポットの相談であれば、その核心的なところへ辿り着くまでに、かなりの時間を要することになってしまうのです。

今回は就労継続支援A型のサービスを提供している事業所さんへの訪問でしたので、利用者さんがどのような場所でどのような働き方をしているのか、また、職員さんがどのように利用者さんと関わっているのかなどを直接見聞きできたことは今後経営者の方とお話をするときにも現場をより具体的にイメージしながらお話ができるので、私にとっても窓口となる職員にとっても間違いなくプラスに働いていくと思います。

「会社のことを知ってもらった上で話す安心感」

来年もこのコンセプトを重視する事務所づくりを職員と共に進めていきたいと思います。

ABOUT ME
社会保険労務士 養父(ようふ) 真介
福岡生まれ大阪育ち、東京都杉並区在住。◆大学3回(年)生の1998年に社労士資格を独学で取得。◆コネなし・経験なし・僅かな資金で2008年に独立。◆2009年より介護福祉業界に注力。◆2010年に「人の問題解決」に必要な根幹技術となる「アセスメントセンター」という「能力診断技法」と出会い、数百時間にも及ぶ「人を見極める」という機会を得て、多くの組織が抱える悩みの根源を知る。◆その後、その知見を活かし、クライアントの組織で発生するさまざまな「人の問題」への対応方法について具体的な解決手段を提示し、組織を健全に保つ手助けを生業としている。◆社会保険労務士法人Noppo社労士事務所 TEL:03-6454ー6083 ※お電話の場合、まず職員が対応しますので、「ブログを見て問い合わせた」とお声がけ頂けるとスムーズです。
こちらの記事もおすすめ!