組織マネジメント

売上の伸長より重要な「人を雇うかどうかの判断基準」とは?

人を雇うかどうかの判断指標として、「売上を伸ばし続けることができるかどうか」
は重要です。

しかしながら、社労士として十数年、数多くの経営者と接点を持つ中で思うことは、
「人と真正面から向き合えるかどうか」がさらに重要です。

残念ながら採用に失敗はつきものですし、面接という精度の低い選考手法のみの採用では、「目に見えない人間の本質的な部分を炙り出すことができない」ため、ほぼ100%失敗を経験していくことになります。

そのとき大事になるのは「失敗を放置しないこと」。

なぜなら、失敗の放置は「組織の死」に繋がる確率を高めていくから。

採用した責任を背負い、精神的負荷を感じつつも、退職をしてもらいたい人と真正面から向き合い、一緒に仕事をすることが難しいことを伝えていく・・。

経験した人にしか実感しづらいかもしれませんが、その行為は本当に辛い。

離婚は結婚の10倍大変とはよく言いますが、退職勧奨についても採用の何十倍も大変です。

だからこそ、人を雇う上で「人と真正面から向き合えるかどうか」が、大きく問われることになります。

もし自分が人と向き合うことが苦手と感じるなら、できる人と一緒にやるということでも良いでしょう。

最高人事責任者は、本来経営者ではありますが、自分にできないなら、それができる逸材に任せることは妥当な考えだと思います。

現実的にそんな人材を見つけること自体が非常に困難ではあるんですけどね・・。実際うまくいっている顧問先企業も数社あります。

逆に「人と真正面から向き合える自信がない」ということであれば、”ひとり”で経営するのが最も幸せな道となるでしょう。

もしくは、面接という原始的な選考手法に見切りをつけ、科学的な選考手法に切り替えることで、人的リスクを採用という入口で極小化する・・それが遠回りのようで一番の近道であることは間違いありません。

 

ABOUT ME
社会保険労務士 養父(ようふ) 真介
福岡生まれ大阪育ち、東京都杉並区在住。◆大学3回(年)生の1998年に社労士資格を独学で取得。◆コネなし・経験なし・僅かな資金で2008年に独立。◆2009年より介護福祉業界に注力。◆2010年に「人の問題解決」に必要な根幹技術となる「アセスメントセンター」という「能力診断技法」と出会い、数百時間にも及ぶ「人を見極める」という機会を得て、多くの組織が抱える悩みの根源を知る。◆その後、その知見を活かし、クライアントの組織で発生するさまざまな「人の問題」への対応方法について具体的な解決手段を提示し、組織を健全に保つ手助けを生業としている。◆社会保険労務士法人Noppo社労士事務所 TEL:03-6454ー6083 ※お電話の場合、まず職員が対応しますので、「ブログを見て問い合わせた」とお声がけ頂けるとスムーズです。
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